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2015年5月11日月曜日

職人気質が褒めるお茶


 ナレーションの通り「板前さん100人に聞きました」という設定です。
 いかにも口数の少なそうな職人気質の板前さんが、思わず「うまい…」と呟いてしまうほどおいしいということを宣伝しています。
 さらに視聴者の頭の中では、滅多に褒めない人の口から「うまい…」という言葉が漏れたというイメージが生み出されます。滅多に褒めない人というイメージを生み出すための、板前さんの起用なのです。
 あえてセリフを削ぎ落とすことによって演出している静けさも、緑茶のイメージに合っているいえるでしょう。


2015年5月10日日曜日

チョウドイイ⊿□という名詞


 ネイティブが発音する「チョウドイイ」。
 少し微妙なイントネーションがこの「チョウドイイ」を名詞化しています。
 この文字で書いたチョウドイイの浮かび上がった感覚を音で感じるといったところでしょうか。
 また、芸者さんを登場させたことで日本であることを見るものに意識させ、日本のインフラにフィットしていることをアピールしています。
 見ていてイヤミがなく全体としてスッキリとした印象を受けます。



2014年1月18日土曜日

あいうえお高いつゆやけど



創味のつゆのCM「シズル」篇についてです

【CM引用始】

♪ あいうえお高いつゆやけど~
♪ かきくけ後悔させしまへん~
♪ さしすせ創味のつゆおいし

【CM引用終】

 CMタレントは安田 美沙子さんです。数え歌になっているこのCM、注目すべき箇所はいきなり最初にあります。

   「あいうえお高いつゆやけど」

 長く続く不況の中で売る側も買う側も安くして当たり前という価値観が 定着しています。消費者は少しでも安い品をもとめ、日々商品を吟味し価 格を比較検討しています。当然、消費者は安さを求めてスーパーに買い物 に行きます。
 ところがこの場合売る側が最初から自分で「高い」と宣言しています。 初めに「高いけど良い品なんですよ」とCMでインプットされるため、消費者もこの商品に安さを求めないようになるのです。      
 それどころか、実際に店頭に並んでいる価格を見て「高いってきいてい たけど、これくらいなら買ってもいいかも」と感じるはずです。最初に高 いと聞いていたので、安く感じでしまうのです。
 寒さがこたえる時期に、暖かさをお金で買いたいという心理も重なり、 こうして一本のだしが、めでたくレジを通過するわけです。
 価格競争から脱却する上手な作戦だと思いました。